【APS-C神レンズ】FUJIFILMの大三元ズームレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WRを作例とともにレビュー!

皆さんカメラは使っていますか?

私はFUJIFILMのミラーレスを使っています。

FUJIと言えば単焦点!

…ですがレンズをとっかえひっかえするのが面倒なので、3年前にズームレンズを購入!

それが大三元標準ズームレンズの「XF16-55mm」。

この度、使用して3年を迎えたのでレビュー記事を書きました。

一緒に使用するボディはX-T4です。

センサーサイズがAPS-Cなのにかなり重いこのXF16-55。

しかしその写りは紛れもない大三元レンズと言えます。

以下で作例を含めてご紹介します。

目次

スペック

型番フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR
レンズ構成12群17枚
(非球面レンズ3枚、異常分散レンズ3枚)
焦点距離f=16-55mm(35mm判換算:24 – 84mm相当)
画角83.2°- 29°
最大口径比(開放絞り)F2.8
最小絞りF22
絞り形式羽根枚数:9枚(円形絞り)
ステップ段差:1/3ステップ(全19段)
最短撮影距離(撮像素子面から)標準 0.6m – ∞
マクロ 広角:30cm-10m、望遠:40cm-10m
最大撮影倍率0.16倍(T端)
外形寸法:最大径×長さ*1 (約)ø83.3mm × 106mm(W端)
ø83.3mm x 129.5mm(T端)
質量*2 (約)655g
フィルターサイズø77mm

カタログスペックは上の通りです。

フィルターサイズが大きいため、一緒にフィルターを買うと価格が高くなりがちです。

外観

見た目通りとっても重いレンズです。

X-T4に装着

私は「単焦点レンズを増やさなくてもこれ一本で十分!」と考え、持ってた単焦点レンズを全て売却。

そのためスナップ撮影も全てこのレンズなんですが、まあ取り回しが悪い。

正直持っていくのは億劫になる重さかもしれません(というとフルサイズユーザーの方に怒られそうですが…)。

問題は「実際に使ってどんな写りをするのか?」というところ。

作例

こちらは広角側で広島の原爆ドーム周辺を撮影したもの。

レタッチをして少しコントラストを強めにしていますが、奥行感というか…写真の中での立体感を感じていただけるのではないでしょうか?

こちらは吹き出し花火を撮影してみたものです。こちらは望遠側です。

上手く載せられているか分かりませんが…きめの細かさを感じていただけるでしょうか?

以下はその他の作例です。

良い点

実際のところ、単なる大三元レンズであればフルサイズのカメラレンズの方が満足のいく写りになると思います。

ではFUJIFILMのこのズームレンズのメリットとはなんなのでしょうか?

フィルムシミュレーションにより作品作りのハードルが下がる

FUJIFILMの代名詞といえばフィルムシミュレーションといっても過言ではないと思います。

これはいわゆる質の高いプリセットが、カメラに内蔵されているので「撮って出し」でも良い絵作品が出来上がるというものです。

ズームレンズとこのフィルムシミュレーションを組み合わせることで、作品作りのハードルがぐんと下がり、自分の求める写りをカメラ単体でも表現できるということですね。

もちろん、高品質な単焦点を揃えても良いのですが、そうなるとお金と持ち出す体力が必要になります…。

フルサイズ大三元レンズよりは安い&小さい

フルサイズを持ち運んでいても苦にならないよ!って人も世の中には沢山いらっしゃいます。

しかし、やっぱり持ち運ぶなら少しでも軽い方がいいというもの。

私はこのレンズは持ち運びと汎用性のバランスがとても良いと感じています。

中途半端と言われればそれまでですが…。

また最近は値上がりしていますが、フルサイズの大三元に比べるとやっぱり安いです。

1/2〜1/3くらいの金額です。

なんかカッコいい

特に理由にもなっていませんが、なんかカッコいいです。

なんならFUJIFILMユーザーってだけでも…(使っている人が比較的少ないので)。

FUJIFILMって単焦点レンズが有名なので、ズームレンズを見ることは体感ですが少ないと思っています。

レアもの持ってるって感じで悦に浸れます!(?)

気になる点

ですが、もちろん気になる点もあります。

重い

APS-Cなのに軽くない。

軽くて機動性が良いというメリットを打ち消しているのは否めません。

中途半端と感じる方もいるかも?

ただ、1kgを切りながら大三元レンズが使えるというのは見方を変えればいいことなのかもしれません。

モデルチェンジがされていない

このレンズは2015年に発売された比較的古いレンズです。

それでも第一線で活躍できているので素晴らしいレンズだと言えるんですが、少し気になる点です。

中古を買う際は少し気を付ける必要があります。

FUJIFILMの他のレンズと比べると高い

他の単焦点レンズとかと比べるとやはり高いです。

それでもこの写りなら単焦点レンズ数本分には匹敵するかも?

まとめ

FUJIFILMといえば単焦点ですが、ズームレンズも良いよ!ということを伝えたくて記事を作りました。

やっぱり値段が高いのはネックですが、一度使ってみるとその便利さに納得するはず。

ぜひ一度手に取っていただくことをお勧めします!

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この記事を書いた人

デスクのカスタマイズを推し進めてます。
家の造作デスクへ素人ながら穴を空け、グロメット式モニターアームを設置して無理やりテレワーク環境を構築。
そこから小さいデスクの可能性を追求するように。
Apple製品・Logicool製品大好き。

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