
【実機レビュー】MacBook Air M4 13インチ(スターライト)を使って感じた本音|M2・Intel Macから乗り換えて分かったこと


「MacBook Air M4って本当に買いなの?」



「M2モデルからどれくらい進化したの?」



ぶっちゃけわかりにくいですよね…
私は先日、MacBook Air M4 13インチ(スターライト/16GB/512GB)を購入しました。
それまで使っていたのは、2020年のIntel版MacBook Pro(i5/32GB/512GB)。


スペックだけ見れば旧Proのほうが上に見える構成ですが——実際に使ってみると、M4モデルの快適さは“数字では測れないレベル”でした。
とはいっても正直、最初は買い替えを迷いました。
Intel Macもまだ動くし、Type-Cポートも4つあって便利。
でも、発熱が多く、ファンが常に唸る。
メモリを積んでいるのに、なぜか動作がもっさり。
そして、意外と重くて持ち運びがしんどい。
このあたりが日常的なストレスになっていました。
そこで今回、思い切って「軽くて静か、そして電池が長持ちするコスパに優れたマシン」に乗り換えることに。
音に悩まされないファンレス設計・発熱の少なさ・CPU効率の改善という点で、M4を選択。
カラーはこれまで使っていたスペースグレーから離れ、
“上品で明るい印象”のスターライトを選びました。
落ち着いたゴールド系のトーンで、「仕事道具なのに、気分までちょっと上がる」そんな色味です。
本記事では、
- 実際にMacBook Air M4を使って感じた良い点・気になる点
- 2020 Intel MacBookProやM2MacMiniとの体感差
- スターライトカラーの印象や人気色の比較
- バッテリー・発熱・静音性の感想
これらを実機ユーザーの視点で正直にお伝えしていきます。





細かいスペック比較は難しいのでしません…
MacBook Air M4を購入した理由と環境


私はずっと2020年発売のIntel MacBook Pro(i5/32GB/512GB)を使ってきました。
見た目は好きだったし、Type-Cポートが4つあるのも便利。
でも、使い続けるうちに「ちょっと気になる…」と感じる場面が増えてきたんです。
まず、発熱が多くてファンがすぐ回る。
動画を見ながら別の作業をしているだけで「ウィーン…」と音が鳴りっぱなし。
しかも、メモリを32GBも積んでいるのに、ChromeやLightroom Classicを開いているともっさりすることが結構ありました。



結局CPUが非力で別にGPU積んでるわけじゃ無いもんね…
この“数字ではハイスペックだけど体感が重い”感じが、地味にストレスでした。
あと、重さ。
MacBook Proは見た目こそスマートですが、実際に持ち歩くと「うわ、ずっしりくるな…」という感じ。
カフェで作業するたびに「あれ、これもう少し軽ければな」と思っていたのも正直なところです。
そんな中で、「もうノートは性能より軽さ重視でいい」と考え直しました。
家には自作Windows PCとM2 Mac miniがあって、重い作業はそっちで十分。
外でやるのはブログの執筆や画像整理、ちょっとしたAIツールくらい。
だから、ノートに求めるのは「静か・軽い・電池が長持ちする」こと。
そこで選んだのが、MacBook Air M4(13インチ/16GB/512GB)でした。
ファンレスで静か、発熱も少なく、M4チップで動作もスムーズ。
まさに“求めていた日常マシン”という感じです。
スターライトを選んだ理由
今回のカラーは、あえていつものスペースグレーではなく、スターライトを選びました。
「たまには違う色にしてみようかな」と思ったのがきっかけです。
スターライトはゴールドとシルバーの中間のような色味で、光の当たり方によって印象が変わります。
スペースグレーよりも軽やかで、デスクに置いたときの雰囲気が明るくなるのが気に入りました。
見る角度によっては上品なゴールドっぽく、
夜の照明の下ではほんのりシャンパンベージュにも見える。
落ち着きがあるのに、どこか“華やかさ”を感じる色です。
MacBook Air M4の使用感|デザインは変わらず、完成度はより洗練


デザインに関して言うと、正直過去モデル(M2・M3)と大きな違いはありません。
外観はほぼ同じで、筐体の形状や質感も既に完成している印象です。
それだけ、Airシリーズとしての完成度が高いとも言えます。
ただ、実際に手に取って感じるのは全体の“仕上がりの良さ”。
天板の剛性、ヒンジの開閉感、キーボードの打鍵音——どれも静かでしっとりしています。
Apple製品らしい一体感があり、見た目以上に“触れて気持ちいい”仕上げです。
そして何よりも印象的なのが、ファンレスの静けさ。
作業をしていても、無音。
動画を書き出したり、AI系の処理を軽く走らせても「本当に動いてるのか?」と思うほど静かです。
M4チップの効率が上がったことで、発熱もさらに抑えられていると感じます。
膝の上で作業しても熱がこもらず、夏でも快適です。
持ち運びやすさと13インチのサイズ感
重量は約1.24kgと、数字的には前モデルとほぼ同じ。
でも、体感的にはバランスが良くて軽く感じるんですよね。
バッグの中での収まりもよく、カフェや出先での作業にちょうどいいサイズ。
13インチは「コンパクトなのに見やすい」という絶妙なラインで、長時間作業していても窮屈さを感じません。



13インチに慣れているせいもあるんだろうけど
また、スターライトのカラーが思った以上に持ち運び時の印象を柔らかくしてくれます。
スペースグレーのような“仕事感”が強すぎず、ちょっとした出先でも「おしゃれなツール感」があるのが地味に気に入っています。


パフォーマンスは?|Intel Macから乗り換えて分かった体感差
正直、最初は「Intel版からの買い替えでそんなに変わるのか?」と思っていました。
でも実際に使ってみると、M4チップの快適さはまるで別物です。
まず、起動と挙動が圧倒的に速い。
電源を入れてから数秒でログイン画面、スリープからの復帰も一瞬。
レスポンスが非常によく、もう「ちょっと待つ」みたいな感覚がなくなりました。
アプリの立ち上がりも軽快で、Chrome・Lightroom・Canvaあたりを同時に開いてもサクサク動きます。
Intel機のときに感じていた、「アプリやタブを複数開くとファンが唸る」といったストレスは一切なし。
静かで熱くならない、それだけで十分価値がある
個人的に一番感動したのは、“静けさ”と“温度”。
Intel Macではファンが常に動いていて、
「これ冬場なら暖房代わりになるんじゃ…?」と思うくらい発熱していました。



流石にそれは言い過ぎ
でもM4は本当に静か。
外で使っていてもファンレスゆえの“無音環境”が保てて、作業に集中できます。
そして以前のMacBookProではスリープして持ち歩いていると、そのうち発熱してファンが回り始めるという不具合に見舞われていました。
このせいでバッグがめっちゃ熱くなったり、作業を再開しようと思うとバッテリーがなかったりということがありました。
現在はそのようなことはなく、快適なPCライフを送れています!
ファンレスで軽量かつ高性能なノートPCは実質MacBookAirの一強
もちろん、買い替えの際にはWindows PCも意識していました。基本的にMacは同程度の性能のWindows機に比べて値段が高めだからというのと、自宅のデスクトップPCとの相性からです。
しかし、MacBookAirはそんなことはありません。なぜなら同じような機能を備えたWindowsPCがあまりないからです。ファンレスかつそこそこ軽量で高性能なWindows機と探しても、あんまりヒットしません。



もしあったらこっそりと教えてください・・・
そういった意味でも、M4 MacBookAirは現時点では唯一無二の存在となっています。
メモリ16GBモデルの安心感
今回購入したのは16GBメモリ/512GBストレージの構成。
普段はブラウザで複数タブを開きながら、画像編集やAI生成を行うことも多いですが、
8GBモデルのように動作が詰まる感覚はありません。



そもそもM4に8GBモデルはありません…!
特にAI関連の処理をかけても、メモリ不足を感じる場面はゼロ。
ブラウザ・音楽再生・画像編集を並行しても安定しており、
「性能を気にせず使える」安心感があります。
Intel機との一番の違いは“常に一定の快適さ”
Intel MacBook Proを使っていたときは、「快適なとき」と「ちょっと重いとき」の波がありました。
でもM4ではその波がなく、常に安定して快適。
CPU効率が上がったことで、アプリを切り替えても“引っかかり”がまったくない。
特に、ブラウザで大量のタブを開いたままCapCutやPhotoshopなどを使っても落ちない。
“安定感”という意味での進化も大きいです。


まとめ|静かで軽くて、ちょうどいい。それがMacBook Air M4
正直、最初は「Intel MacBook Proからの買い替えは贅沢かな」と思っていました。
でも実際に使ってみると、M4はまったく別物。
静かで、熱くならず、動作が常に安定している。
“ハイスペック”というより、“日常をストレスなくする完成形”という表現がしっくりきます。
特に、ファンレス構造による無音の快適さと、
長時間作業しても発熱を感じない冷却効率の高さは圧倒的。
Macを開いてすぐ作業に入れるテンポの良さも、毎日の小さな満足につながっています。
💡 こんな人におすすめ
タイプ | 向いている理由 |
---|---|
軽くて静かなノートを探している人 | ファンレス+省電力設計でどこでも快適 |
Intel Macから買い替えを迷っている人 | 性能差は“体感でわかるレベル”。起動・熱・音が別次元 |
M2/M3からの乗り換えを検討している人 | 省電力化と安定性でさらに完成度が上昇 |
長く使いたい人 | M4チップ+16GBメモリ構成なら5年以上現役クラス |
作業環境をすっきりしたい人 | スターライトの色味が明るく、デスク全体が軽く見える |
総評
派手な進化はないけれど、細部の完成度が上がり、
「静か」「軽い」「安定して速い」というAirの理想形にかなり近づいた印象です。
もしあなたが“爆速レンダリング”や“4K編集”を日常的にする人でなければ、
MacBook Air M4は、現時点で最もバランスの取れたノートMac。
仕事にも趣味にも、静かに寄り添ってくれる相棒になってくれるはずです。