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PC(Terra)吊り下げに挑戦!デスク下の活用で作業環境が激変した話

デスクツアー記事を作成しました

デスク上のスペースが足りない。作業のたびに物を移動して、毎回ストレスを感じていたある日、思い切ってPCを“吊り下げる”ことに挑戦してみました。

設置したのはFractal Designの「Terra」。見た目も性能も申し分ないお気に入りのPCですが、意外と場所を取るのが悩みの種でした。

Yuzu

コンパクトなはずなのにね…

Yuzu

小型のMini-ITX規格のPCでも、やっぱり狭いデスクにはちょっと大きい…

この状態が以下のようになりました。

ちょっと暗いです

この記事では、実際にどのようにしてデスク下にPCを吊り下げたのか、その方法や使ったアイテム、取り付け後の快適さまで、詳しく紹介していきます。

目次

なぜPCを吊り下げようと思ったのか?

デスクが狭すぎて…限界だった

私のデスクは奥行きがそれほど広くなく、キーボード・モニター・スピーカーを設置すると、PC本体を置くスペースが残りません。結果として、PCを横に追いやったり、動線も見た目もいまいち。

床にPCを置いてしまうと、掃除の手間が増えるうえに、ホコリや排熱の面でも不安が残ります。狭いデスク環境こそ、PCの設置場所に工夫が必要だと常々考えていました。

さらにケーブルの問題も見逃せません。デスク上にPCを置くと、その背面には必ずケーブルが存在することに。デスク上からケーブルを消してしまおうと思うと、できるだけデスク上にはものをおかないのがベストなのにようやく気づきました。

Fractal Design Terraの設置に悩んでいた

使用しているのはFractal DesignのTerraというコンパクトながらハイスペックなPCケース。Mini-ITX対応で外観も美しいのですが、意外と高さもあり、横置きにするとそれなりに場所を取ります。

デスク上に置いてしまうと、せっかくの景観も圧迫されてしまうため、「いっそ吊るしてしまえばいいのでは?」という発想にたどり着きました。

だけど全く見えないのは寂しい…ということで、デスク下に吊るしはするものの、前面はなるべく見えるようにと考えました。

Yuzu

Terra自体はお気に入りなんだけど…

PC吊り下げに使ったアイテム一覧【使用感レビュー付き】

実際にPCを吊り下げるために使用したアイテムは、Amazonなどで手に入るごく一般的なものばかりです。ただし、耐荷重や設置方法には注意が必要なので、選んだ理由や使ってみた感想をあわせて紹介します。

ちなみに、PC吊り下げは完全に自己責任でお願いします。何かあった場合は責任が取れませんので…
PCが落ちないか心配な方は軽いミニPCを壁やモニター裏に設置したりするのがおすすめです。

PC吊り下げ用ホルダー

正式名称がわからないこの品。Amazonで「PC 吊り下げ」で検索すると、結構出てきます。

最初検討していたのはこの商品。

そしてこの商品。

そこそこ評価も高くてこのどっちかで最初は十分だと思っていました。

しかし…計画を進めるにつれて、これでは収まってる感がないのでは?と考え始めました。

Yuzu

正直自分でもよくわかんないこだわり

そしてTerraの横幅や高さを計算していくと、以下の品がよいのではとの結論に。

Yuzu

評価も全くついてないし、お届け予定日もだいぶ先だし、これ絶対、海を渡ってくるやつや…大丈夫かな?

と頭では考えたものの手はすでにポチっていました!

ということでPCホルダーですらないNAS吊り下げ用ケースをデスク下に取り付けることになりました!

電動ドリル

私の使用している造作デスクはおそらく集成材。中身がぎっしりと詰まっているので、グロメット式モニターアームのための穴をあける際も半端なく苦労しました。

Yuzu

その分丈夫なのはいいところ!

今回もおそらく簡単にはネジが通らないだろうと思い、電動ドリルで下穴をあけることにしました。

幸い、細いサイズのドリルビットが家にあったので使用することに。

取り付け

NAS吊り下げ用ケースの開封

まずは購入したケースを開封して何が同梱されているか確かめます。

このまま海を渡ってきたようで、箱に穴が空いていたりと痛みがあります…

内容物はスチール製のケース本体と傷を防ぐためのゴム脚、それからネジでした。

とりあえず必要なものは揃っているようです。

マーキング・位置決め

特にネジを打つ位置を決めるためのシートのようなものは入っていなかったので、位置決めをどうするか考えることに。

そして考えたのが以下の通り。

吊り下げる予定のTerra本体にマスキングテープでコピー用紙を貼り付け、空いているネジ穴に鉛筆でマークをすることに。

そして印をつけた紙をデスク下に貼り付けます。

こうすることで、位置ズレなく設置することができました!

画像のようなテープの貼り方では穴を開ける時にズレが発生するので、マスキングテープは外周を貼り付けるなどしっかり目にデスクに貼っておくほうがよかったです。

いざネジ穴あけ&ネジ打ち

若干曲がっているように見えますが、まっすぐ入りました

マーキングした位置にまずは電動ドリルで下穴を開け、その上からネジを打っていきます。

造作デスクで天板の取り外しができないため、作業は結構力を使いました。

潜り込んで、金具を落ちないように手で支えながら電動ドリルを打ち込む…

ということで、天板を外して作業できる環境の方は圧倒的に天板を外して作業したほうがラクです。

付属しているネジの耐久力不足…

実は作業中に何度かネジが折れる事態となってしまいました…

ケース自体はしっかりしてそうなのですが、肝心のネジが脆いのは大問題です。

Yuzu

実際に私のデスクの中には折れたネジが2本残ってしまいました…
見えないので気にしないようにしています!

ネジはお近くのホームセンターとかで新しいものを買ったほうがいいです。

私はネジとワッシャーを購入しました。

オノカツ\FASTENER & MECHANICAL PARTS

購入したネジの長さは付属のものよりも若干短いですが、強めに締めても問題ありません。ワッシャーと一緒に使うことでかなり丈夫に締めることができました。

付属しているネジの品質はお世辞にもいいものとは言えないようです。

取り付け完了

途中経過

そんなネジ問題も経て、何とかねじ止め完了しました!

すでに付属のネジで留めてしまっている部分は(折れてもショックなので)取り外さずにそのまま使用しました。

Yuzu

位置決め用の紙の取り外しを忘れて、デスクと金具の間に挟まったままになってしまいました!余裕ある時に外そうと思います…

PC取り付け

そして何とかTerraを宙に浮かせることができました!

この吊り下げ用ケースの耐荷重が12kgで、PC(Terra)の重量が5.7kgくらいなので、重さは問題なさそうです。

実際に、ケースを持って引っ張ってみましたが、びくともしませんでした。

DeskSetup

ということでデスク上からPCがなくなり、すっきりしたデスクが戻ってきました。

全くないのも寂しいですし、Terraの雰囲気をどうにか残したいので、下から撮影すればPCも映った構図にもできます!

Yuzu

ケーブル整理が全くできていませんが…おいおいやっていこうと思います。

まとめ

PCを吊り下げることで私のデスクではPC作業以外も快適にできるようになりました!

(まあもともとPC専用のデスクではないので…)

まだまだデスク下へのPC吊り下げはニッチな分野なのかもしれませんが、工夫次第でほとんどのPCが浮かせられるはずです。

スペースが有り余って困っている人には関係のない話かもしれませんが、そのような方は少数派のはず。

ネジ留めは少し緊張しますが、失敗してもそこまで大きなダメージはありません。

もちろん、自己責任とはなりますが…興味のある方はぜひ試してみてください!

オノカツ\FASTENER & MECHANICAL PARTS

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この記事を書いた人

デスクのカスタマイズを推し進める20代後半の会社員。
家の造作デスクへ穴を空け、モニターアームを設置してテレワーク環境を構築。そこから小さいデスクの可能性を追求するように。

デスクトップにM2MacMiniと自作のWindowsミニPC。
持ち運びにはMacBookPro。
キーボードはHHKBType-SとMXMechanicalMini、MXKeysMiniを日替わりで使用。マウスはMXMaster3sがお気に入り。
デスクの可能性を広げる様々な取り組みやガジェットを当ブログで紹介しています。

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