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VAパネルとIPSパネルのモニター、どっちがいいの?ゲーム・作業・目の疲れまで用途別に解説!

モニターを選ぶときによく目にする「IPSパネル」や「VAパネル」という表記。

なんとなく聞いたことはあるけれど、実際どっちが自分に合っているのか分からない…そんな悩みはありませんか?

「発色がきれいなのはどっち?」「ゲームにはどっちが有利?」「目に優しいのは?」など、検索すればするほど情報が錯綜していて、かえって迷ってしまう人も多いはず。

Yuzu

VAは安いけど後悔するって本当?IPSなら間違いないの?

この記事では、IPSとVAの違いを初心者でもわかるように解説しながら、ゲーム・映像・仕事など用途別に、どちらが向いているかを整理していきます。

パネルの特徴を正しく理解すれば、後悔のないモニター選びができます

Yuzu

ちなみに私はDell製のIPSモニターを使用しています。

目次

VAパネルとIPSパネルの違いをざっくり比較

IPSとVA、それぞれの特徴を一言で表すと、「色の正確さと安定性を取るか、映像の深みを取るか」です。どちらが優れているかは、用途によって変わります。以下に、より詳細なスペック比較表を掲載します。

項目IPSパネルVAパネル
色再現性(sRGBカバー率)95~100%(高精度)80~90%(モデルにより差あり)
視野角上下左右178°(色変化ほぼなし)上下160~178°(斜めに弱い)
コントラスト比1000:1(均一な明るさ)3000:1~5000:1(黒が深い)
応答速度(GtG)4ms前後(高速モデルで1ms)6~8ms(遅延を感じる場合も)
リフレッシュレート60~240Hz(ゲーミング向け多)60~165Hz(コスト抑えめ)
価格帯(23~27インチ)2.5万円~10万円以上1.5万円~5万円前後

色の正確さ・斜めからの見やすさ → IPS/黒の深さ・価格重視 → VA

視野角に関しては、IPSはほぼどの角度から見ても色変化がありません。一方VAは、特に上下方向に角度をつけると「白っぽくなる」「色がにじむ」といった現象が起きやすくなります。

また、コントラスト比の高さはVA最大の魅力であり、暗い部屋で映画を観るときなどはVAのほうが立体感を感じやすいです。

数値はあくまで一般的な目安です。製品によって例外もあるため、レビューも必ずチェックをしましょう。

Yuzu

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用途別:VAとIPSどっちが向いている?

「どっちがいいか」は使い方によって答えが変わります。ここでは、モニターの3大用途であるゲーム・映像視聴・作業に分けて、向いているパネルを解説します。

ゲーム用途:勝ちたいならIPS、没入感ならVA

FPSや格闘ゲームのように動きの速さが求められるゲームでは、応答速度が速く視野角も広いIPSがおすすめです。特に残像を嫌うゲーマーにとって、1ms対応IPSは有力な選択肢になります。

一方で、RPGやシミュレーション、レースゲームなど、映像の美しさや雰囲気を楽しむタイトルでは、コントラストの高いVAが映えることもあります。

  • 勝ちを狙う・大会仕様 → IPS(応答速度◎)
  • じっくり世界観に浸る → VA(映像の深み◎)

「ゲーミングモニター VA IPS どっち」問題は、プレイスタイルで割り切るのが正解

動画・テレビ用途:没入感や黒の締まりで選ぶならVA

映画やドラマ、アニメなどの視聴では、VAパネルの高コントラストが本領を発揮します。暗部がしっかり締まることで、映像全体に立体感や奥行きを感じやすくなります。

特に部屋を暗くして視聴するスタイルなら、VAの3000:1以上のコントラスト比は非常に有利です。一方で、複数人で見る・斜めから見ることが多い場合は、IPSの視野角の広さが強みになります。

Yuzu

一人で観るならVA、みんなで観るならIPS

作業・事務用途:文字の見やすさ・目へのやさしさならIPS

文字入力や表計算、Webライティングなどの作業用としては、IPSパネルの視野角・発色の安定性が優位です。画面の端でも色の変化がなく、目の移動が自然になります。

また、「目に優しいモニター」としてもIPSは選ばれる傾向があります。VAはコントラストが強く黒が深い反面、白背景に対してのコントラストが高すぎて、目が疲れやすく感じる人もいます。

Yuzu

作業用モニターでは「疲れにくさ」が最重要。万人にとってIPSがいいかも

VAパネルを選んで後悔する人の傾向とは?

「価格が安かったから」「黒が綺麗と聞いたから」そんな理由でVAパネルを選んだものの、実際に使い始めてから後悔する声も少なくありません。ここではよくある“あるある後悔パターン”を紹介します。

視野角が狭く、色変化にストレスを感じる

VAパネルは斜めから見ると色が変わったり、全体が白っぽく見えたりする傾向があります。

特にモニターを上下から見るとコントラストが崩れやすく、「画面の端の色が違って見える」と感じる人もいます。

目線を少しずらしただけで色が変わるのが地味にストレス

上下の視野角が狭く、ノートPCスタイルで使うと違和感が出やすい

文字がにじんで見える、目が疲れる

VAパネルはコントラストが高いため、白背景に黒文字が強く浮きすぎる傾向があり、長時間のテキスト作業には向かないと感じる人もいます。

また、製品によっては画面の均一性(均一な明るさ・色)がやや甘く、「画面中央と端で文字の見え方が違う」といった違和感を訴える人もいます。

作業中心なら「映像のメリハリ」より「目への負担の少なさ」が重要

応答速度の遅さが気になることも

特にゲーム用途では、VAパネルの応答速度(6ms以上)が気になるケースがあります。激しいアクションやカメラ移動の速いゲームでは、残像やぼやけを感じやすく、「操作に追従していない」と感じることも。

最近では1ms対応VAもありますが、それでも体感として「なんとなく遅い」と感じる人がいるのは事実です。

価格が魅力でも、自分の用途に合っているかを見極めることが大切

パネルだけで決めない!後悔しないためのチェックポイント

IPSかVAかという選択はたしかに重要ですが、パネル方式だけを見てモニターを選ぶのは危険です。

同じIPSでも性能に差があったり、VAでもゲーミング向けに最適化されていたりすることがあります。

応答速度とリフレッシュレートも要チェック

ゲーム用途では、パネル方式以上に応答速度(ms)リフレッシュレート(Hz)が重要になる場面も多いです。たとえば「IPSだから速い」と思っていても、60Hz/5ms程度だとVAの高性能モデルに劣ることもあります。

  • FPSやApex系 → 応答速度1ms、144Hz以上を目安に
  • RPGや映像中心 → コントラスト重視でOK(VAでも◎)

「VAでも120Hz以上・低遅延のモデル」があるなど、最近はかなり進化しています

HDRや色域の対応範囲も確認しよう

映像のクオリティにこだわるなら、HDR10対応sRGB / DCI-P3などの色域カバー率も重要です。

同じIPSでも「色が淡い」と感じる製品があるのは、こうした仕様が異なるためです。

スペック表の「色域カバー率」や「輝度(cd/m²)」も見ておくと安心

レビューや実機写真で“にじみ”や“残像”もチェック

スペックだけでは分からないのが、「文字のにじみ」や「応答のクセ」といった体感の部分です。特にVAは暗部の立ち上がりや視線移動時の残像に差が出やすいため、レビューや比較動画が参考になります。

購入前に「パネル名+後悔」や「モデル名+残像」で検索してみるのがおすすめ

まとめ:VAとIPSはどっちがいい?【あなたに合う選び方】

VAとIPS、どちらが優れているかに正解はありません。大切なのは、自分の使い方に合っているかどうか。それさえ押さえれば、パネル選びで後悔する可能性はぐっと下がります。

  • ゲーム中心(特にFPS・eスポーツ) → IPS:応答速度・視野角に優れる
  • 映像視聴・映画・没入感重視 → VA:コントラストの深さが魅力
  • 作業・文章・事務用途 → IPS:文字の見やすさ・安定性◎

予算内で「自分の目的に最もフィットするもの」を選ぶのがベスト

また、パネル方式だけでなく、リフレッシュレートや応答速度、色域や輝度といったスペックにも目を向けることで、より満足度の高いモニター選びができます。

Yuzu

「VAはやめとけ」「IPSが正義」みたいな意見に振り回されず、自分に合った1台を見つけてください。

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この記事を書いた人

デスクのカスタマイズを推し進める20代後半の会社員。
家の造作デスクへ穴を空け、モニターアームを設置してテレワーク環境を構築。そこから小さいデスクの可能性を追求するように。

デスクトップにM2MacMiniと自作のWindowsミニPC。
持ち運びにはMacBookPro。
キーボードはHHKBType-SとMXMechanicalMini、MXKeysMiniを日替わりで使用。マウスはMXMaster3sがお気に入り。
デスクの可能性を広げる様々な取り組みやガジェットを紹介しています。

2025年には動画生成AIでのコンテンツ作成を本格的に開始。
作成したAI動画がYouTube Shortsで10万回再生を記録。
PolloAIのCP(クリエイティブパートナー)でもあり、生成AIについての情報も今後発信予定。

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