最近のスマートフォンは非常に多機能になり、その機能も洗練されてきました。
写真や動画は高画質なものを撮影・保存できるようになり、音楽は高音質なものをサブスクで聞き放題。
ゲームアプリも充実しており、ゲーミングスマホなるものも登場しています。
しかし、そのような機能の充実と切っても切り離せないのが「ストレージ(容量)」の問題です。
特にiPhoneは正式にSDカード等の外部ストレージに対応しておらず(私を含め)容量不足に陥る方が多い印象です。
ストレージ容量多いiPhoneバカみたいに高いからね…
iCloudを契約すればいいじゃん!という方もいますが、2TBが月額1,400円と結構高額です。
そもそも2TBも使う人はあんまりいないのが現状ではないでしょうか?
この記事では、そんな方により良い方法をご紹介します!
iCloudの料金プラン
iCloudには無料で5GBまで使用できるiCloudと有料でさらに容量を増やしたiCloud+の2種類があります。
下の表を見ていただけると分かるのですが、200GBまでは月額400円とまだ良心的な価格に思えますが、2TBで月額1,300円、4TBになると月額3,900円も…。
月1,300円のプラスは結構痛い!
またこれがストレージだけの価格で、そのほかのサービスはほとんどついてきません。
Apple純正なのでエラーとかの発生頻度は少ないでしょうが、少し味気ないなあというのが私の感想です。
ではどうするべきか?
結論:AmazonPrime会員になり、Amazonフォトを利用する
早速結論ですが、AmazonPrime会員の方が無料で使えるAmazon Photosというサービスがあります。
これはAmazonプライムに有料で登録しなければなりませんが、写真データをなんと容量無制限で保存できるというものです。
さらに写真保存以外の複数のサービスを年間5,900円で使用できます。
iCloudの50GBに比べると単純な金額だけでは月当たり8円の差ですが、サービス内容では圧倒的にAmazon Primeが優れているといえます。
なんでiCloudよりもAmazonフォトの方が優れているの?
ストレージ容量の部分以外での特典の豊富さ
Amazonプライムは写真データの保存以外にも、数多くのサービスが受けられます。
- Amazon出荷商品の配送料無料
- Prime Videoで映画やドラマが見放題
- 会員限定セールに参加可能
- Amazon Musicで音楽聴き放題
- 漫画や雑誌、書籍等が読み放題 などなど…
という特典のほか、写真を容量無制限で登録できるのは至れり尽くせりではないでしょうか。
これがアップル系のサービスで同じ状況を作ろうと思うと、iCloud以外にApple MusicとApple TVに申し込んで…ということになるので、月の出費は3千円を超えることに…
それに気づいて私はPrime一択になりました。
容量が大きいRAW形式の画像データも保存できる
またこのサービスが優れもので、JPGやPNGといった一般的な拡張子だけではなく、デジタルカメラや最新のスマートフォンで採用されているRAWといった色情報を保持している拡張子の写真にも対応しています。
RAW形式で保存されている写真データは、1枚でも数十MBに達するため、すぐに数十GBの容量を消費してしまいます。
そんなものまで無制限で保存できるなんて…写真をよく撮る人には、もうAmazonフォト以外ありえないような状況です。
iOSやMacOSだけでなくAndroidやWindowsとも写真を共有できる
iCloudでもできないことはないですが、Amazonフォトの方がシームレスに写真データをWindowsやAndroidとも共有できます。
スマートフォンを乗り換えようとする時など、iPhoneからAndroid端末に…ということもあると思います。
そのような時でも、AmazonフォトならOS関係なく写真を共有できます。
もちろん、スマートフォン以外でも共有できるので、このメリットは大きいです。
Amazonプライムの無料体験期間がある
Amazonプライムには無料でお試しできる期間があり、30日となっています。
この期間はAmazonプライム会員の特典を無料で利用できるので、もちろんAmazonフォトも利用できます。
使いにくいな…と感じた時でも、30日以内に解約すれば使用料等はかかりません。
使ってみて、使いづらいと感じたらすぐに解約できます!
Amazonプライムの無料体験、一度よろしければぜひ試してみてください。
iCloudの方がAmazonフォトよりも優れている点は?
もちろん、iCloudにしかないメリットもあります。
写真以外のデータもバックアップできる
これがiCloudを利用する一番大きいメリットじゃないかと思います。
写真以外のデータもごっそり丸ごとバックアップできるので、ユーザー的にはとても簡単で楽です。
Amazonフォトは画像のアップロードは容量無制限ですが、動画は5GBまでと決まっています。
それ以上動画を保存したい場合は追加で課金が必要です。
iPhone同士の引き継ぎやMacとの連携に優れる
iPhoneユーザーが新しいiPhoneを購入した場合や、Macとの連携においてはやはりiCloudに分があります。
特にiPhoneユーザーで母艦となるPCを持っていない方などは、データの引き継ぎがかなり楽になるので、iCloudを使うメリットがあると言えるでしょう。
事実、バックアップは意外と面倒な作業です…
機能のシンプルさ
iCloudならそれだけでバックアップ関係が完結します。
写真はここにバックアップして、そのほかのデータはこっちで…と考える必要がありません。
実際にデータの保管方法を考えていくのって地味にストレスになります。
そういうことが嫌な方はiCloudを使ってもいいのではないかと思います。
まとめ
本記事のまとめです。
- Amazonフォトは画像の保存は容量無制限(動画は5GBまで)
- RAW形式の画像も保存できて、OSを選ばない
- Amazonプライム会員になる必要があるが、年会費はそんなに高くないしメリット多。
- 今なら無料体験も可能。
- iCloudは母艦PCを持っていないiPhoneユーザーならメリットが大きい。
- 画像以外もバックアップできるので、データの保管を考えたくない方には良い。
私個人的には、Amazonフォトで今のところ何不自由を感じていません。
iCloudは一時的に登録していたことはありましたが、それほど必要性を感じませんでした。
Amazonフォトの利用に必要なAmazonプライムは無料体験が可能なので、一度お試ししてみてはいかがでしょうか?
この記事が皆様のお役に立てば幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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