
iPadの容量は外付けで増やせる?SDカードやSSDでストレージ不足を解決する方法【ゲームや動画にも】

iPadを買ったときは「64GBや128GBでも大丈夫だろう」と思っていたのに、気づけば容量がパンパン…。
そんな経験はありませんか?
ゲームや動画、アプリ、写真がどんどん溜まっていくと、iPadのストレージはあっという間に限界に達します。しかもiPadは、あとから容量を増やすことができない仕様。
「今からでも容量を増やす方法はないのか?」と悩む人は多いはず。

ゲームがアップデートできない…もう空きがない!
この記事では、iPadの容量不足を外付けストレージで解決する方法を、目的別に詳しく解説します。
USBメモリ、SDカード、SSD…。あなたの用途に合ったベストな選択肢がきっと見つかるはずです。
「iCloudを使いたくない人」や「物理的に容量を増やしたい人」こそ必見です!
iPadは「外付け」で容量を増やせるのか?基本の考え方


まず前提として、iPadは内部ストレージ(本体容量)をあとから増設することはできません。
PCのようにSSDを換装する、といったことは不可能です。
それはつまり、本体に保存する必要のあるデータを、外部ストレージに逃がすということです。
写真や動画、ドキュメントなどを外付けストレージに保存することで、実質的にiPadの空き容量を確保することができます。
iPadOS 13以降、Appleは正式にUSBストレージへのアクセスをサポートしており、外付けSSDやUSBメモリを「ファイル」アプリから操作可能になりました。
そもそも「ストレージを増やす」とはどういうことか


iPadに新しいアプリをインストールできるようにするためには、「空き容量を増やす」必要があります。
iCloudのようなクラウドサービスでも一時的に容量を減らすことはできますが、ローカル保存にこだわる場合は、外部ストレージの併用が最適解です。
- 写真・動画などの重いデータを外部に移動
- PDFや書類をUSBメモリ・SSDで管理
- ゲームの録画・スクショ保存先を切り替える
こうした工夫によって、iPad本体のストレージを「空ける」ことができ、結果的に新しいアプリやゲームもインストール可能になります。
用途別:iPadと相性の良い外部ストレージの選び方
iPadで外付けストレージを使うといっても、何に使いたいのかによって選ぶべき製品は異なります。ここでは、よくある3つの用途に分けて、おすすめの外部ストレージのタイプを紹介します。
iPadでゲーム容量を外付け保存できるの?


iPadではゲームアプリ本体を外部ストレージにインストールすることはできません。アプリは必ず本体ストレージにインストールされる仕様です。
しかし、ゲームの録画データやスクリーンショット、音声キャプチャなどは外部ストレージに保存することが可能です。特に実況・録画を行うユーザーにとって、高速な外付けSSDは非常に相性が良いと言えます。



反対に考えると、ゲーム中心の方は内部ストレージの多いiPadが必要ということ!
「iPad+SDカード」で容量を増やす方法


写真や動画の保存・取り込みを中心に使いたいなら、SDカード+リーダーが便利です。特にカメラユーザーにとっては、撮影データをすぐにiPadに取り込んだり、逆に外に逃がしたりできるのが魅力。
- Apple純正のLightning-SDカードリーダーは高信頼だがやや高価
- USB-CモデルにはAnkerなどのUSB-Cリーダーがおすすめ
- UHS-I対応であれば読み書きも高速
ただし、iPadではSDカードを常時マウントして使う運用には向いていません。一時的な読み書き用途に限定して使うのが現実的です。
外付けSSD・USBメモリとの使い分け


日常的にファイルをやりとりしたい人には、USBメモリやSSDの方が扱いやすくおすすめです。特にUSB-C接続であれば、PCとの共用もしやすく、クラウドを使わずにデータを同期できます。
Lightning端子でも使える製品(iXpandなど)もありますが、対応アプリが必要だったり、読み書きの安定性に差があります。ゲーム・動画・音楽の取り回しが多い人にはSSDの方が快適です。
おすすめのiPad向け外部ストレージ:タイプ別に厳選
ここでは、iPadの接続方式ごとにおすすめの外部ストレージを紹介します。用途や予算に応じて選べば、写真・動画・資料などの管理がぐっと楽になります。
USB-Cモデル向けおすすめSSD
iPad Pro、iPad Air(第4世代以降)、iPad(第10世代)はUSB-Cに対応しており、市販のポータブルSSDをそのまま接続できます。ファイルアプリからも問題なく認識され、MacやWindowsとの共用もスムーズです。
- SanDisk Extreme Portable SSD – 耐衝撃・高速・小型でバランス◎
Amazon 楽天 Yahoo - Samsung T7 – AES暗号化対応でセキュリティに強み
Amazon 楽天 Yahoo - Crucial X9 Pro – 性能と価格のバランスが良い人気モデル
Amazon 楽天 Yahoo
Lightningモデル対応の製品
iPad(第9世代以前)やiPad mini(第5世代以前)を使っている場合は、Lightning接続の製品を選ぶ必要があります。ここでは、専用アプリを使ってファイル転送できるタイプの製品が主流です。
- SanDisk iXpand Flash Drive Go – 定番。専用アプリでのバックアップも可能
Amazon 楽天 Yahoo - JSL JDTDC USBメモリ128GBフラッシュドライブ – 安価でライトな使い方に最適
Amazon 楽天 Yahoo
これらはゲームデータの保存には向きませんが、写真や動画を簡単に外に逃がしたい人にとっては非常に便利です。
外付けストレージを使う際の注意点と小技
iPadに外付けストレージを接続すればすぐ使える…と思いがちですが、事前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。以下の注意点を押さえておくことで、トラブルなくスムーズに運用できます。
フォーマット形式に注意(exFAT / APFS など)


iPadOSが対応しているのは、exFAT / FAT32 / APFS / HFS+などです。購入直後のストレージがNTFS(Windows専用)になっている場合、MacやPCでexFATに再フォーマットする必要があります。
バスパワーに注意!電力不足で認識しないことも
特に外付けSSDを使う場合、iPadからの給電だけでは電力が足りないことがあります。この場合、セルフパワーのUSBハブや、外部電源付きのドッキングステーションを使うと安定します。
- SSDがチラついて認識されない → 電源不足の可能性
- 途中で切断される → iPadの電池残量やケーブルもチェック
ファイルアプリの活用と、認識トラブル時の対処法
外付けストレージにアクセスするには、iPad標準の「ファイル」アプリを使います。接続後に「場所」の一覧にストレージ名が表示されていれば成功です。
それでも表示されない場合は、一度ストレージを抜き差しする、iPadを再起動する、他のファイル形式にフォーマットし直すといった対応が有効です。
まとめ:iPadの容量不足は「工夫」で乗り越えられる
iPadは購入後にストレージを物理的に増設することはできません。ですが、外部ストレージを活用することで、写真や動画、ドキュメントなどの保存先を柔軟に分散させることができます。
特にUSB-C対応のiPadをお使いの方は、市販のSSDをそのまま活用できるという大きなメリットがあります。LightningモデルのiPadでも、専用USBメモリやSDカードリーダーを使えば、同様の環境を構築できます。
ストレージ不足が原因でアプリの更新ができない、ゲームがインストールできない…そんなストレスから解放されるには、最初のひと工夫が重要です。
あなたのiPadに合ったストレージを選んで、容量の悩みを解消しましょう。



