今日では家庭での作業も、趣味の時間も、快適なパソコン環境が欠かせません。
私のような小さいデスク環境でやりくりしている方にとっては、PC本体の大きさは非常に大きな問題です。
従来の大型PCは場所を取りすぎ、設置場所を選びます。
さらに、動作音も大きく集中を妨げることも…。
結果的に私はMacMiniを壁に付けて使用しています。
ですがWindowsPCでコンパクトなPCはないのでしょうか?
そんな問題を解決するため、台湾から登場したミニPCブランドがGEEKOMです。
GEEKOMのミニPCはコンパクトながら高性能、そして静か。
この記事では、GEEKOMがどこの国の企業なのか、その概要とGEEKOMのミニPCの評判や基本的な仕様についてご紹介します。
さらに、このサイトからの購入用でクーポンコードをご用意いただいているので、ぜひご覧ください!
GEEKOMはどこの国の会社?どんなメーカー?
GEEKOM は、台湾に本拠を置くミニPCメーカーです。
2003年に設立され、日本には2023年10月頃に上陸。まだ日本市場での実績は少ないメーカーと言えるでしょう。
ちなみに公式サイトには以下のような紹介文があります。
1980年代、コム デ オルドという少年が生まれました。幼い頃、彼はコンピューターへの愛があまりに熱狂的であるため、周囲からからかわれるようになった。ギーク(Geek)と呼ばれた。世間に背を向けられながらも、この青年は夢を追い続ける。彼は、自分と同じプロのコンピューター技術者たちを集め、ユーザーのさまざまなニーズに応える製品や技術の革新、設計、開発を続けてきた。そして、2003年9月、彼らはコンピュータ王国を築き上げたのである。GEEKOMを設立。以来、”Everyone should pursue their passion”(誰もが自分の情熱を追い求めるべき)という理念を掲げています。その製品とサービスは、北米やヨーロッパをはじめ、世界中のユーザーから高い評価を得ています
引用元:https://geekom.jp/pages/about-us
台湾と言えば有名なPCメーカーではAcerやASUS、MSI等が挙げられ、世界でも有数の半導体輸出国に成長しています。
もう少し調べてみると、現在は中国の深セン市に本部を置くShenzhen Jiteng Network Technologyという会社の一ブランドのようですね。
GEEKOMの製品には最新の技術を駆使しており、国際的にも高い評価を受けているようで、特にコンパクトながら高いパフォーマンスを実現するミニPCで知られています。
安全性は問題ない?
海外の記事でGEEKOMのセキュリティについて調査しています。
結果としてはバックドアやマルウェアの存在は確認されず「安全」と評価されています。
詳しい内容はコチラの記事をご覧ください。
GEEKOMミニPCの特徴
ハードウェアの仕様について
プロセッサー
GEEKOMのミニPCは、AMD製やIntel製等、様々なCPUを搭載しているモデルから選ぶことができます。
モデルによって、第8世代~第13世代までが選べます!
AMD製搭載モデルももちろんあります!
最新の第13世代のIntel Core プロセッサを搭載している NUC MINI IT13 やRyzenR9 7940HSを搭載した NUC A7 という機種もありラインナップも豊富。
そのようなモデルでも金額は約12万円程度…!!
これにより、複雑なグラフィックデザインやビデオ編集などの重たいタスクもこなすことができます。
グラフィックスの綺麗な3DゲームをするにはGPUが搭載されていないため、少々力不足を感じるかもしれませんので、クリエイター向け用途に最適なPCと言えるでしょう!
メモリとストレージ
GEEKOMのPCは、高速なSSDストレージを採用しています。
これにより、データの読み書き速度は速く、システムの起動やアプリケーションのロードが迅速に行われます。
また、ユーザーによる後からのアップグレードも可能で、最大64GBまでのRAM拡張がサポートされているため、将来的にメモリ不足が発生しても問題なく対応できます。
OS
GEEKOMのミニPCは多くのモデルでWindows11Proがセットアップされています。
Windows11ProであればWindows純正のアプリ「RemoteDesktop」が使用できるので、手っ取り早くオフィスにおける操作支援等が可能です。
またHyper-V機能によって、Windows11とは異なるOSを仮想的に起動することが可能になります。
その他、BitLockerやグループポリシー機能などセキュリティにも特化したエディションですので、オフィスでの使用が想定されているPCと断言できます。
Windows11Homeが多い中これはありがたい…!
デザインと構造
以下はGEEKOMの最新ミニPC NUC MINI IT13 の説明です。
GEEKOM Mini IT13は、高強度の金属とプラスチックでフレームが設計されています。これにより、製品は落下や外部からの力による変形を防ぐことができます。さらに、この設計は製品の静電気と電磁干渉(EMI)レベルを効果的に改善します。これにより、様々な環境での安全性と信頼性が高まります
https://geekom.jp/products/nuc-mini-pc-it13-intel-i9-i7-i5
こちらからも分かる通り、かなりフレームには自信を持っている様子がうかがわれます。
とはいえ、精密機器であることには変わりがないので、強い衝撃とかはご法度のようです。
冷却性能
GEEKOMのミニPCは小さな筐体内に、効率的な空間利用と優れた冷却システムを備えています。
感謝の意を込めて、全新のGEEKCOOL冷却テクノロジーにより、静かかつ効率的な冷却が提供されます。GEEKOM Mini IT13は、-20℃から55℃までの環境で24/7安定して動作する能力を有しています
https://geekom.jp/products/nuc-mini-pc-it13-intel-i9-i7-i5
これにより、長時間の使用においても性能の低下を最小限に抑え、静かな運用が可能です。
日本語が若干怪しいですが…効率の良い冷却システムを持っていることは確かなようです。
しかし、公式サイトのレビューに記載があるのですが、冷却ファンの音はそれなりにするようです。
GEEKOMのミニPCがおすすめな人は?
GEEKOMのミニPCがおすすめな人をまとめてみました。
家庭での使用
GEEKOMのミニPCは、家庭での多様な用途に対応します。
たとえば、オンライン学習、テレワーク、高解像度の映画鑑賞や軽いゲームまで、一台でこなすことができます。
在宅で作業するクリエイターにとっても多く温方には十分な性能を有しています。
その小さなサイズと静かな動作は、リビングルームや寝室など、家庭内のどの部屋にもフィットすること間違いなしです。
大型のゲーミングPCの代わりにはなりませんが、ライトなゲーマーやクリエイター、毎日PCを使用するユーザーなどは満足すること間違いないでしょう。
企業での使用
ビジネス環境では、ミニPCがオフィスのデスクトップPCに代わる選択肢として急速に普及しています。
その高性能とコンパクトさは、オフィススペースを有効に活用することを可能にし、従業員一人ひとりに最適な作業環境を構築することができます。
また、低消費電力と静音性により、オフィス全体の運用コストと環境負荷を低減する効果もあります。
おススメのモデル
GEEKOMでおすすめのモデルを紹介します。
NUC MINI IT13 第13世代 インテル® Core™i9/i7/i5
NUC MINI IT13 はIntelの最新CPU第13世代Corei9を選択することができるモデルです。
GEEKOM製品全体に言えることですが、デザインがシンプルなので、置く場所を選びません。
それでいてRAM32GBや大容量SSD(1TBもしくは2TB)を搭載しているモンスターマシンです。
3年保証が無料でついてきますので、長く使えるこちらのモデルが個人的には一番おススメです!
NUC A7 AMD Ryzen R7-7840HS/R9-7940HS
NUC A7 はAMDの最新CPUを選択することができるモデルです。
最新モデルではAMD Ryzenの方がIntel Coreプロセッサーよりも高いスコアを出しているようです。
内蔵GPU性能もAMD製の方が若干優れているため、わずかではありますがクリエイティブ作業やゲームに有利です。
また、デザインもMacMiniに近いので、MacユーザーでWindowsの導入を検討している方にもおすすめです。
こちらも内蔵SSD容量は1TBか2TBを選択可能です。
内蔵RAMは32GBとなっています。
まとめ:GEEKOMミニPCについて
GEEKOMのミニPCは、そのコンパクトさと高性能で今後も多くのユーザーに選ばれる商品になりそうです。
ハイスペックかつコンパクトな筐体、拡張性も高い構成に加え、基本3年間は無料保証がついてくるのでトラブルが起こった際も安心です。
まだ日本に上陸して日が浅いため、これからの展開には注目する必要がありそうです。
とはいえGEEKOM、今後もますます目が離せない存在になりそうです。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
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