【生産終了品レビュー】Logicool M590はデバイス切替可能な静音ワイヤレスマウス【MX Master 3にも負けない】

ロジクールマウスM590はこんな使い方ができる

私が使用している「ロジクールマウスM590」をご紹介します。

すでに生産終了しているこのマウス。代わりとなるマウスが存在しないせいか、Amazonで中古価格が高騰することもあるようです。

マウスを裏返さずに一瞬で２台のデバイスを切り替えできるため、複数台のデバイスを同時に操作することに長けているマウスと言えるでしょう。

基本性能

メーカースペック

本体サイズ(幅×高さ×奥行)mm	64×40×103
その他サイズ	Unifyingレシーバー高さ×幅×奥行き：14.9mm×14.3mm×6.5mm
本体重量	101g（電池含む）
種類	レーザー
接続形式	無線(ワイヤレス)
マウスボタン数	7
インターフェース	Bluetooth・USB
解像度	1000DPI
形状	標準
特徴	静音
付属品	単三形乾電池 x1、USB レシーバー、クイックスタートガイド、保証書、保証規定

そんなに特殊な形状をしているわけでもなく、姿形はスタンダードと言えるマウスです。慣れ親しんだ形状なので、どんな方でもクセがなくお使いいただけます。

しいていうなら、少しマウスとしては小さめかもしれません。ですが、手が大きい私でも問題なく使うことができています。

外観

私が購入したのはグラファイトトーナル（ほぼブラック）。

正直高級感はないかもしれません。見た目が気になる方は正直ファーストチョイスにはならないでしょう。

ボタン類

左右のクリックボタン、ホイールの他、デバイス切替スイッチが表面にあります。

ホイールは左右に倒すチルトホイールが可能です。一般的には横方向のスクロールを割り当てることが多いです。

ホイールを押し込んだ時の操作には、私はスマートズーム（ズーム機能）を割り当てています。

4Kモニターは、等倍表示のまま使うと文字の視認性が落ちる場合があるため、この機能を使って一瞬で文字が大きくなるようにしています。

側面には２つのスイッチも。

背面は電源オンオフスイッチがあります。

良い点

Easy-Switch機能（ワンボタンでデバイス切り替え）

２台までのデバイス限定ですが、表面のデバイス切替ボタンを押せば瞬時に使用するPCを切り替えられます。

異なるOS、異なる接続方式（Logi BoltとBluetooth)でも大丈夫です！

他のロジクール製のマウスは全て切替ボタンが裏面なんだよなぁ・・・

程よく手に馴染む形

一般的なマウスですがそこがいい！！

デザイン的にも主張し過ぎず、ガンガン使っていけます。

意外に側面には滑りにくいラバーが貼られているので、保持した時の感触は結構いいです。

その他

ロジクール製品では「FLOW」と呼ばれるデバイス間でファイルを手軽にやり取りできる機能があるのですが…私は使用していないため、未評価ですm(_ _)m

そのうち使用したらレビューするかも知れません。

残念な点

デバイス切替は２台まで

ここは本当に惜しい点。定価4千円程度のマウスにそこまで求めてもいけないのかも知れませんが…。

３台切替できればiPadなどのタブレットにも使用できて活用幅が広がりそうな気がします。

Logi Boltへは非対応

接続方式はBluetoothかUnyfingでの接続となります。最新の接続方式であるLogi Boltへは非対応なので、同じロジクール製品で入力デバイスをまとめようとしている方は注意が必要です。

やっぱり見た目はチープ

なんだかんだ言ってもチープな見た目なのは否定できません。

所有欲という点では他のマウスに軍配が上がります。

販売価格が値上がりしている

そもそもこちらのM590はメーカーでの生産は終了しております。

コロナ禍で在宅での勤務が進み、こちらのマウスの良さが知れ渡ってしまったのか、中古でもAmazonで8,000円程度で販売されています（2023.11.20時点）。

そこまでの値段出すならもっと良いマウスがあるのでは…と思うところです。

まとめ

M590はマウスを裏返さずにデバイスを切り替えできるため、頻繁に２台のPCを操作する方には特に刺さる仕様になっています。

このようなマウスがもっと増えてくれれば良いんでしょうが、現状では私の知る限り一般的なマウスでM590と似たような使い方ができるマウスは見当たりません。

必要とされる方はそんなに多くないかもしれませんが、条件に合う方はぜひこのマウスを使ってみることを強くおすすめします！