モニターアームはシングルとデュアル、どちらがベスト?各タイプから徹底比較!

目次

はじめに

デスクワークの効率化と快適性を追求する目的でモニターアームを導入する方、多いんじゃないでしょうか?

このブログでもモニターアームについては、取り付け方式や稼働方式などいろんな切り口でご紹介してきました。

Yuzu

ぜひご自分に合ったモニターアーム選びの参考にしてください!

そしてある程度モニターアームに慣れた方が次に行き着く先はそう、

困っている人

シングルとデュアルどっちがいいの?

という問題です!

見た目的にもデュアルモニターアームは圧巻。めちゃくちゃ便利そうにも感じますが、実際のところはどうなのでしょうか?

この記事では、モニター アームの基本から、シングルとデュアルそれぞれのメリット・デメリット、適切な選択方法について解説します。

最後にはおすすめの商品も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね!

モニターアームの基本

Yuzu

基本からおさらいです。

モニターアームとは?

モニターアームは、デスクに挟み込んだり、穴を開けてデスクに固定し、使用するモニターの支持具です。

デスクの上のスペースを有効に活用し、最適な高さや角度に調整できるため、一般的に作業効率と快適性が向上します。

デュアルとシングル

モニターアームはシングルアームとデュアルアームといった形でも種類分けすることができます。

シングルアームは文字通り一つのモニターを一つのアームで支える構造、デュアルアームは二つアームで2つのモニターを支えるものです。

使用するモニターの数やデスクのスペース、作業内容によって選ぶべき種類が変わってきます。

いろいろな種類のモニターアーム

シングルもデュアルもポール式モニターアームとスプリング式モニターアームに別れています。

この2つは稼働方式の違いによるもので、さらに設置方法にも2種類(クランプ式とグロメット式)があります。

モニターアームの稼働方式

シングルモニターアーム(ポール式)

ポールの下部がクランプになっており、机に挟んで固定するようになっています。

設置したポールへ根元の輪っかを通す形でアームを固定するのがポール式のモニターアームです。

値段も安価で見た目にそぐわず結構耐荷重も高く、しっかりしているものが多い印象です。

デメリットとしては、高さの調節がしづらい点が挙げられます。

また、関節の数が比較的少なく、また稼働範囲が横方向のみのため、モニター移動の自由度は低いです。

Yuzu

一度固定したらあまり動かさない人にはこれがおすすめ!

シングルモニターアーム(スプリング式)

スプリング式モニターアームはポール式よりも効果ですが、前後左右好きな位置にモニターを配置しやすいのが最大のメリットです。

厳密にはガススプリング式とメカニカルスプリング式があり、ガススプリング式はガスが充填されることで軽い力でモニターの位置を調整できるようになっています。

その反面、軽すぎるモニターは対応していなかったり、ガスが抜けることで操作感が徐々に落ちるというデメリットがあります。

メカニカルスプリング式はガス式のようにガスが減っていくことはありませんが、そもそもの調整に若干の力が必要です。

市場を見てみると、ほとんどがガススプリング式であり、エルゴトロンLXなどは10年保証を謳っていたりするため、そんなにガスの漏れは気にしなくてもいいのかな?と思います。

モニターアームの設置方式

クランプ式

机を挟み込んでモニターアームを固定する方式です。

机の端などいろんな場所に設置でき、自由度が高いメリットがありますが、しっかりと固定できる場所を探して取り付けなければ、最悪モニターの破損にもつながってしまいます。

Yuzu

取り付けるデスクの厚みや材質に注意!

グロメット式

デスクに空いている配線孔や、新しく開けた穴を使用してモニターアームを挟み込み固定する方式です。

設置に際し、デスクに穴をあける手間や失敗した場合のリスク、自由度の低さがデメリットですが、固定について言えばものすごく安定します。

Yuzu

私のデスクはグロメット式!
取り付けについて詳しい説明や使用感は以下の記事にまとめています!

シングルモニターアームのメリットとデメリット

シングルアームのメリット

シングルモニターアームは設置が簡単で、スペースを取らずに済むため、小さなデスクや限られた作業スペースに最適です。

また、デュアルモニターアームに比べると単純に量が少ないぶん、安いです。

Yuzu

とは言ってもエルゴトロンのようなメーカーのものは高い!

シングルアームのデメリット

一方で、複数の作業を同時に行いたい場合、画面上のスペースが限られます。

モニターそのものを大型化して対応することも可能ですが、モニター自体が重いと、モニターアームの耐荷重を超えてしまいかねません。

困っている人

耐荷重を超えるとどうなるの?

Yuzu

モニターアームの耐荷重を超えてしまうと、最悪モニターやデスクの破損、怪我の危険もあるので要注意!

デュアルモニターアームのメリットとデメリット

デュアルアームのメリット

二つのモニターを使用することで、マルチタスクが容易になり、作業効率が大幅に向上します。

プログラミングやデータ分析、長時間のデザイン作業など、複数のアプリケーションを同時に使う作業に適しています。

Yuzu

多くの情報を常に表示しておくことができます!

デュアルアームのデメリット

しかし、デュアルアームはシングルに比べると価格が高くなりがちで、設置にもややスペースを要します。

しっかりとした環境を構築しようと思うとシングルモニターアームが2つ分必要なこともあります。

また、重いモニターを支えるためには、より強固な取り付けが必要となることがあります。

結局シングルとデュアル、どういうものでどっちがいいの?

使う場所や用途に合わせて考えましょう!

結論になっていない結論ですが、モニターアームを導入したいと思った経緯や環境は千差万別。

場所や用途によって合うモニターアームももちろん違うため、以下にヒントになるかわかりませんが、私なりの考えを掲載します。

狭いデスク、プライベート用途ならシングルで十分!

狭いデスクやエンタメを楽しむなどプライベートな用途、簡単な事務作業などであればシングルモニターアームを選びましょう。

狭いデスクでも、部屋の中で配置を変えることを想定している場合は、

スプリング式のシングルモニターアームがおすすめ

反対に、狭いデスクでモニターを浮かせて作業スペースを確保することが主な目的ならば、

ポール式のシングルモニターアームがおすすめ

Yuzu

また、壁ギリギリにモニターを設置する時もポール式のモニターアームがおすすめです!

広いデスク、さまざまな情報を一度に扱うならデュアルモニターアーム

広いデスクであれば耐荷重も大きい場合が多いです。

また、せっかくたくさんのスペースがあるので、その恩恵を十分に受ける意味でもデュアルモニターアームを設置する意味があります。

複数のウィンドウを開いて作業することが多い方はデュアルモニターアームが最適です。

しかし導入するのであれば、

ポール式のものは避け、スプリング式のデュアルモニターアームを導入するのがおすすめ

理由としては

  • ポール式だと1つの長いポールに2つ分のモニター荷重がかかり不安定になる危険がある
  • ポール式は可動範囲が狭いため、広いデスクのメリットを十分に活かせない
  • ポール式だと将来的にモニターの買い替えをした際など、左右や上下のバランスをとるのが難しい

以上のようなことが挙げられます。

Yuzu

以下のようなモニターアームがおすすめです!

エルゴトロンLXデュアルモニターアーム

エルゴトロンLXデュアルモニターアームの特徴
  • コンスタント・フォース技術により、軽く触れるだけでモニターの位置調節が可能
  • 最大総重量18.1kgまでのモニターに対応
  • ガススプリング式のような経年劣化がない
  • 保証期間が10年と長い
  • 値段が高い

Amazonベーシック デスクマウント デュアル-ディスプレイタイプ モニターアーム

Amazonベーシック デスクマウント デュアル-ディスプレイタイプ モニターアームの特徴
  • エルゴトロンのOEM製品
  • だけど値段は1万円程度安い
  • コスパに優れる
  • 保証は本家エルゴトロンよりも短い(1年)
  • AmazonBasicのロゴが入ってしまう
  • 設置方法はクランプ式のみ

HUANUOデュアルモニターアーム

HUANUOデュアルモニターアームの特徴
  • 価格が圧倒的に安い
  • USB差込用の端子内蔵
  • 通常使用に問題なしとの口コミ多数
  • ガススプリング式のためガスが減っていく
  • 施工が甘い部分がある

まとめ

シングルとデュアルモニターアームの選択は、個々の作業スタイルと必要性に応じて異なります。

設置の際は狭いデスクか広いデスクか、そして自分の用途を明確にした上でモニターアームを選びましょう。

モニターのサイズも気にしながら選ぶとより理想的な環境に近づきますので、本記事を参考にぜひ理想のデスク環境を手に入れてください!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

デスクのカスタマイズを推し進めてます。
家の造作デスクへ素人ながら穴を空け、グロメット式モニターアームを設置して無理やりテレワーク環境を構築。
そこから小さいデスクの可能性を追求するように。
Apple製品・Logicool製品大好き。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次