
デスクが狭い人必見。床置きモニターアームで“浮かせる”快適環境を作る

モニターアームといえば、クランプ式でデスクに固定するタイプが一般的。
でも、「天板が厚くて挟めない」「ガラスデスクだから傷をつけたくない」といった理由で、導入をあきらめた人も多いはず。

補強板使う方法もあるけど万能ではないです。
そして何があっても自己責任!


これは名前の通り、直接スタンドから伸びたポールにモニターを設置する自立型タイプ。
クランプなどでデスクの上に置くわけではないので、机の上をスッキリ広く使えるのが大きな魅力です。
さらに最近では組み立ても簡単で見た目もスタイリッシュなモデルが登場。
設置面積が小さいため、一人暮らしや省スペースのワークスペースにもぴったりです。
デスクの形状や材質に左右されにくいので、どんなデスクでもモニターを浮かせた環境を実現できます。
通常のモニターアームとの違い


一般的なモニターアームは、クランプ式やガススプリング式が主流です。


これらはデスクに固定してアームでモニターを支える仕組みですが、設置場所の制限や穴開け・締め付けといったデメリットもあります。
一方、床置きタイプは「スタンドの支柱」を床に設置するだけでOK。デスクや壁を傷つけず、設置後も移動が自由にできます。
高さも支柱で稼げるため、立ち作業・座り作業どちらにも対応できるのも強み。
また、モニターを“斜め置き”したい人にも向いており、リビングや寝室、ベッドサイドなど柔軟なレイアウトが可能です。
クランプ式が「固定型」なら、床置きは「可動型」。自分のライフスタイルに合わせて調整したい人にぴったりの選択肢です。
床置きモニターアームのメリット


床置きタイプの最大の魅力は、なんといってもデスク上が広く使えること。
デスクの奥にモニターを浮かせるだけで、キーボードやノート、周辺機器の置き場がぐっと広がります。
また、クランプ式のように天板を傷つけないので、ガラスや無垢天板などの高級デスクにも安心。
引っ越しや模様替えの際にも、工具不要でサッと動かせるため、レイアウト変更も気軽に楽しめます。
床置きアームを利用して「ソファ横で映画を観る」「ベッドサイドで作業する」といった活用も増加中。
モニターにGoogleTVなどを内蔵しているスマートモニターなら、仕事にもプライベートにも幅広く活用できます。
“固定しない自由さ”が、床置きモニターアームの大きな魅力です。
デメリットと注意点


一方で、床置きモニターアームにはいくつかデメリットもあります。
まず、安定性。重いモニターを取り付ける場合、支柱の土台がしっかりしていないとぐらつくことがあります。
通常のモニターアームと違ってポールの部分が長いため、ポールにあまり大きな負荷をかけることができません。
そして、可動式の場合はキャスターが床を傷つけてしまう場合があります。
フローリングを傷つけないようなキャスターが搭載されているモデルを選ぶか、キャスターを交換すると安心です。
購入時には「耐荷重」と「ベースの形状」を必ずチェックしましょう。
また、床にスタンドがあるため、掃除や配線整理の手間が少し増えます。特にコード類が見えるとせっかくのスッキリ感が半減するので、ケーブルカバーや結束バンドを使うのがオススメです。
設置場所によっては、視認性の低下もあり得ます。どこにでも設置できますが、見づらい位置にしかモニターが置けないのであれば購入する意味はありません。
購入する前にしっかりとイメージしておきましょう。
それでも、クランプや穴開けのストレスを考えれば、デメリットよりも利点の方が大きいタイプ。設置環境に合ったモデルを選べば、満足度は高くなるはずです。
おすすめの床置きモニターアーム3選
グリーンハウス テレビ/PCモニタースタンド GH-TVFA-WH(ホワイト)




デスク周りをスッキリさせたいけど、壁掛けは難しい…そんな人にぴったりなのが、グリーンハウスの床置きモニタースタンド「GH-TVFA-WH」。
最大35インチ・耐荷重10kgまで対応しており、一般的なPCモニターはもちろん、小型テレビまでしっかり支えられます。
注目ポイントは、メカニカルスプリング構造。軽い力で上下にスムーズに動かせるので、立ち作業や座り作業など、シーンに応じて高さを素早く調整可能です。しかも、縦画面(ピボット)にも対応しているため、SNS投稿や縦動画編集にも最適。
VESA 75mm/100mm規格に対応しており、取り付けも工具不要のセパレート式で簡単。さらにキャスター付きなので、モニターを取り付けたまま部屋の中をスイスイ移動できます。
ケーブルガイドが支柱に内蔵されており、電源コードも見た目スッキリ。ホワイトのカラーは明るい印象で、ナチュラル系の部屋やミニマルなデスク環境にもよく馴染みます。
「置くだけで、どこでも作業環境に変えられる」——まさにそんな便利さを実現した1台。
在宅ワークや動画視聴をもっと自由にしたい人におすすめのモデルです。



ポールの先にアームがついてて画面の向きは自由度高め!


Pholiten アーム抜き置き型 自立式PCモニタースタンド(ML61201)


デスクに固定するタイプのモニターアームが使えない人に人気なのが、Pholiten(フォリテン)の自立式モニタースタンド ML61201。
床に直接設置できる“置き型”タイプで、壁や机に穴を開ける必要がなく、誰でも簡単に設置できます。
高さは最大120cmと余裕があり、立ち作業にも対応。座り作業からスタンディングまで姿勢を変えながら作業できるので、目線を自然に保ち、肩こりや目の疲れを軽減できます。
角度調整の自由度も高く、上下±10°、左右±45°、360°回転に対応。用途に合わせてモニターを縦・横どちらにも切り替え可能です。
素材には高品質な冷間圧延鋼を採用しており、最大10kgまでのモニターをしっかり支えます。足元にはゴム製の滑り止めが付いているため、床を傷つける心配もありません。
さらに、支柱にはケーブルガイドが内蔵されており、配線が散らかりにくく見た目もスマート。
VESA 75mm/100mm規格に対応し、取り付けに必要な部品もすべて同梱。日本語説明書付きで、初めてでも迷わず設置できます。
シンプルながらも機能性・安定性に優れた本製品は、在宅ワークや映像制作、デュアルディスプレイ環境を整えたい人にもぴったり。
「固定せずに“しっかり支える”」という理想を叶える、完成度の高い床置きモニターアームです。



キャスターはなく、アームの自由度は低いけどその分安いです。


KTC MegPad A27Q7(27型 移動式スマートモニター)


最後はモニター一体型です。
「モニターをもっと自由に動かせたらいいのに」という願いを形にしたのが、KTCのMegPad A27Q7です。
27インチのフルHDディスプレイにAndroid 14を搭載し、モニター・タブレット・テレビのすべてを1台に融合した“スマートディスプレイ”。
キャスター付きのスタンド一体型で、コードを繋がずに家中どこへでも移動できるのが最大の特長です。



モニターとスタンドが一体となっていて無駄のないデザイン…!
高性能なQualcomm Snapdragonチップ+8GB RAMの組み合わせにより、YouTube・Netflix・Zoom・TikTokなどの人気アプリをサクサク動かせます。
Google公式認証モデルなので、スマホ感覚でPlayストアからアプリを追加可能。
10点マルチタッチ対応のパネルとBluetoothリモコンの両対応で、直感的な操作性も抜群です。
PCモニターとしても活躍
背面のUSB Type-Cポートは映像入力(DisplayPort Alt Mode)に対応しており、ノートPCやタブレットの外部ディスプレイとしても利用可能。
接続するだけで、PC画面をそのまま映し出せます。
映像伝送と同時に給電もできるため、1本のケーブルでシンプルに接続できます。
つまり「Android内蔵のスマートモニター」としてだけでなく、「外部入力対応のPCモニター」としても活躍する万能モデルです。



給電する場合、モニターは電源必要だね。
完全ケーブルレスで使える自由さ
MegPadは大容量バッテリー+65W急速充電対応。
フル充電後は、電源ケーブルを外しても長時間動作します。
リビングで映画を見たり、キッチンでレシピを表示したり、ベッドサイドで資料を確認したりと、“電源のある場所”でなくても機能します。
もちろん充電式ですので、ずっとコードレスというわけにはいきませんが、リラックスタイムになったらモニターをそのままソファ近くへ持って行って自分の時間を楽しむという形で使用できます。


設置アイデアと活用例


床置きモニターアームは、使い方次第で空間をガラッと変えられます。
たとえば、仕事中はデスク側に配置。仕事後はソファ前に設置して映画鑑賞用モニターにしたり、ベッド横に置いて寝ながら動画編集やNetflix視聴も可能。
1台のモニターを仕事にもプライベートにも使用できるので、割とコスパがいいです。
高さ調整が自由なので、姿勢の崩れを防ぎ、首・肩の負担も軽減できます。
「部屋が狭いから…」と諦めていた人こそ、床置きアームの自由度を一度体感してみてください。
視線の高さが変わるだけで、作業効率も驚くほどアップします。
まとめ:デスクを広く“浮かせる”なら床置きモニターアームが最適解


床置きモニターアームは、
- クランプできないデスクを使っている
- 壁掛け工事が難しい賃貸に住んでいる
- レイアウトを頻繁に変えたい
といった人にぴったりのアイテムです。
デスクを広く、空間を軽やかに見せたいなら、“浮かせる”という発想がベスト。
まずは一度、自分のワークスペースに置いてみてください。
その瞬間から、“狭いデスク”が“快適な空間”へと変わります。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!


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