ご自宅などでパソコンを使うときに、モニターやデスクライトなどを机に取り付けたいと思ったことはありませんか?
机に直接取り付けることで、見た目がスッキリしますし、掃除の手間もいくらか省けるのはいいですよね!
デスクに穴を開けずにモニターやデスクライトを宙に浮かせる時にはクランプ式という方法が一般的です。
クランプ式とは、机の縁にクランプ(万力)で固定する方式のことです。
しかし、クランプ式のアイテムは、どんな机にでも取り付けられるわけではなく、机の形状によって制約がある場合も。
この記事では、クランプ式のアイテムが机に取り付けられない主な理由と、それを解決するための2つの方法を紹介します。
目次
なぜクランプ式のアイテムが机に取り付けられないのか?
クランプ式のアイテムとは何か?
まず、クランプ式のアイテムとは何かを説明します。
クランプ式のアイテムとは、机の縁にクランプで固定するタイプのアイテムのことです。
クランプとは、ネジやバネなどで締め付けることができる金具のことです。
クランプ式のアイテムの中でも、モニターアームやデスクライトなどが代表的です。
ポチップ
ポチップ
クランプ式のアイテムには以下のようなメリットがあります。
クランプ式のメリット
- 机のスペースを有効に使える
- クランプ式のアイテムは、机の上に置く必要がないので、スタンド設置に比べて机のスペースを有効に使えます。空いたスペースにキーボードやノートパソコン、文房具などを置くことができます。
- 目線や角度を調整できる
- クランプ式のアイテムは、クランプで固定されているだけなので、目線や角度を自由に調整できます。例えば、モニターアームなら、モニターの高さや向きを変えることができます。デスクライトなら、光の当たる範囲や明るさを変えることができます。
- 配線がすっきりする
- クランプ式のアイテムは、机の縁に沿って配線することができるので、配線がすっきりします。机の下にコードが絡まったり、足に引っかかったりする心配がありません。
どんな机にクランプ式のアイテムが取り付けられないのか?
しかし、クランプ式のアイテムは、どんな机にでも取り付けられるわけではありません。
クランプ式のアイテムが取り付けられない机は、主に以下の3つのタイプです。
クランプが取り付けられない机
- 天板が薄すぎる机
- クランプは、一定の厚さの板に挟むことで固定されます。しかし、天板が薄すぎると、クランプがしっかりと挟めません。天板がぐらついたり、クランプが外れたりする恐れがあります。
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- 奥行きが足りない机
- クランプは、一定の奥行きの板に挟むことで固定されます。しかし、奥行きが足りないと、クランプが板の端まで届きません。クランプが不安定になったり、板が傷ついたりする恐れがあります。
- 裏にフレームや突起物がある机
- クランプは、平らな板に挟むことで固定されます。しかし、裏にフレームや突起物があると、クランプが平らに挟めません。クランプが傾いたり、フレームや突起物に当たったりする恐れがあります。
これらの机では、クランプ式のアイテムを取り付けることができません。
でも大丈夫です!
次にクランプ式のアイテムが机に取り付けられないときの対処法を紹介します。
クランプ式のアイテムが机に取り付けられないときの対処法
机上台を使う
クランプ式のアイテムが机に取り付けられないときの対処法の一つは、机上台を使う方法です。
机上台とは、机の上に置く小さな台のことです。机上台にクランプ式のアイテムを取り付けることで、机に直接取り付けられない問題を解決できます。
机上台のメリットは、以下のとおりです。
- 机の上にスペースを作ることができる
- 机上台は、机の上にスペースを作ることができます。机上台の上には、モニターやデスクライトなどを置くことができ、机上台の下には、キーボードやノートパソコンなどを収納できます。
- キーボードやノートパソコンなどを机上台の下に収納できる
- 机上台の下には、キーボードやノートパソコンなどを収納できます。これにより、机の上がすっきりします。また、キーボードやノートパソコンを使わないときは、机上台の下にしまうことができます。
- 目線が上がることで姿勢が改善される
- 机上台は、目線が上がることで姿勢が改善されます。通常、机の上に置いたモニターなどを見るときは、首を曲げる必要があります。これは、首や肩に負担をかける原因になります。しかし、机上台に置いたモニターなどを見るときは、首をまっすぐに保つことができるため、首や肩の疲れを軽減する効果があります。
机上台を選ぶときの注意点は、以下の通りです。
- 机上台の高さがクランプの寸法に合っていること
- 机上台の高さは、クランプの寸法に合っていることが重要です。クランプの寸法とは、クランプが挟める板の厚さのことです。クランプの寸法は、クランプ式のアイテムの説明書やパッケージに記載されています。机上台の高さがクランプの寸法よりも低いと、クランプがしっかりと挟めません。机上台の高さがクランプの寸法よりも高いと、クランプが余分に出てしまいます。
- 机上台の奥行きがクランプの奥行きに合っていること
- 机上台の奥行きは、クランプの奥行きに合っていることが重要です。クランプの奥行きとは、クランプが挟める板の奥行きのことです。クランプの奥行きは、クランプ式のアイテムの説明書やパッケージに記載されています。机上台の奥行きがクランプの奥行きよりも短いと、クランプが板の端からはみ出してしまいます。机上台の奥行きがクランプの奥行きよりも長いと、クランプが板の中央に寄ってしまいます。
- 机上台が机の寸法に合わせたものになっていること
- 机に対して机上台が大きすぎると、作業スペースを圧迫してしまいます。反対に、机上台が小さすぎると、クランプ式のアイテムを挟みにくい、また安定しない原因になります。程よい大きさのものを選ぶことが重要です、
机上台にモニターアームを設置した際、重心がずれ、モニターアームごと机上台が傾く場合があります!
大きく重いモニターをお持ちの場合は、机上台が浮かないよう、重石を置くなどの工夫が必要になります。
机上台は、以下のような製品がベーシックでおすすめです。
上記のような注意点を概ねカバーできているのもポイントです。
ポチップ
ポチップ
ポチップ
なお、机上台に取り付けるモニターアームはクランプ部分が大きいと机上台と机の隙間に入りません。
こちらのようなクランプ部分が小さなモニターアームを使用するのがおすすめです。
Pixioのモニターアームはカラバリが豊富なのでご自分のデスクに合わせやすいですよ♪
ポチップ
自分の机とクランプ式のアイテムに合ったサイズやデザインのものを選びましょう。
木の板や金属板を使う
クランプ式のアイテムが机に取り付けられないときの対処法のもう一つは、木の板や金属板を使う方法です。
主に天板が薄めのデスクや、クランプをデスクに固定したものの安定感がない場合に活用できます。
木の板や金属板を使うことで、クランプと机の隙間を埋めたり、クランプの位置を調整したりできます。
木の板や金属板のメリットは、以下の通りです。
- 100円ショップなどで安く手に入れることができる
- 木の板や金属板は、100円ショップやホームセンターなどで安く手に入れることができるため、自分の予算に合わせて、必要な分だけ購入できます。
- 自分で好きなサイズに切ったり、穴を開けたりできる
- 木の板や金属板は、自分で好きなサイズに切ったり、穴を開けたりできます。これにより、自分の机とクランプ式のアイテムにぴったり合わせることができます。
- クランプの固定力を高めることができる
- 木の板や金属板は、クランプの固定力を高めることができます。クランプと机の間に挟むことで、クランプがぐらつかなくなります。また、クランプの位置を調整することで、クランプが最適な場所に固定されます。
木の板や金属板を使うときの注意点は、以下の通りです。
- 木の板や金属板の厚さがクランプの幅に合っていること
- 木の板や金属板の厚さは、クランプの幅に合っていることが重要です。クランプの幅とは、クランプの開口部の幅のことです。クランプの幅は、クランプ式のアイテムの説明書やパッケージに記載されています。木の板や金属板の厚さがクランプの幅よりも薄いと、クランプがしっかりと挟めません。木の板や金属板の厚さがクランプの幅よりも厚いと、クランプが開かなくなります。
- 木の板や金属板の長さが机の奥行きに合っていること
- 木の板や金属板の長さは、机の奥行きに合っていることが重要です。木の板や金属板の長さが机の奥行きよりも短いと、木の板や金属板が机の端からはみ出してしまいます。木の板や金属板の長さが机の奥行きよりも長いと、木の板や金属板が机の中央に寄ってしまいます。
- 木の板や金属板の表面が滑らかで傷つけないこと
- 木の板や金属板の表面は、滑らかで傷つけないことが重要です。木の板や金属板の表面がざらざらだったり、鋭利だったりすると、クランプや机を傷つける恐れがあります。また、自分の手や指を切ったり、挟んだりする危険もあります。木の板や金属板の表面を磨いたり、丸めたりすることで、滑らかにすることができます。
木の板や金属板は、自分で加工することができますが、手間がかかる場合もあります。
こんな感じのゴム板を挟むのが意外と簡単でおススメです。
もしくは金属の補強プレートも安く売っています。
ポチップ
こちらは机の天板が薄くて強度が足りない場合におすすめです。
もしも木材や金属などの材料を加工する場合は、安全に作業するため切断機やドリルなどの工具や、手袋やメガネなどの保護具が必要です。
Yuzu
ぶっちゃけ自信がない場合は、専門家に依頼するか机を買い替えましょう!
クランプ式以外のものを使用する
クランプ式でなくても机のスペースは広げられます。
例えば、モニターライトをモニターの上に引っ掛ければ、デスクライトと同様の効果を発揮します。
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ポチップ
モニター本体はこちらのようなスタンドであれば使用するスペースは最小限になります。
しかし、どうしてもいくらか机のスペースは占領してしまいます…
ポチップ
机に穴を開ける
モニターアームにはクランプ式だけでなく、グロメット式のものもあります。
グロメット式とは、机にある穴を使用してモニターアームなどのアイテムを固定する方法です。
つまり…今ある机に穴を開けなければなりません!
穴を空けるには以下のようなドライバドリルと先端に付けるホールソーで開けることができます。
ポチップ
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もしくは少し大変ですがハンドドリルで開けるという方法も。
ポチップ
穴を開けるのは大変ですが、出来上がるとこんな感じ。
めちゃくちゃガッチリ固定されているので、本当にびくともしません。
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Yuzu
安定感と机のスッキリ度はクランプ式の比では無いですが、デスクに穴を開ける勇気が必要です!
グロメット式については、以下の記事でも紹介しているので興味がある方はそちらをご覧ください!
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座った状態が辛くなれば立った状態で作業をすることも可能です。
悪い姿勢による腰痛や肩こりにお悩みの方も、これで安心!?
気になる方はこちらもご検討ください。
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まとめ
本記事のまとめです。
- クランプ式のアイテムは机の上をスッキリさせられ、スペースを生み出せる
- クランプ式のアイテムが机に取り付けられないときの対処法は、机上台を使う方法と、木の板や金属板を使う方法がある
- どちらの方法もサイズの確認は必須
- 自分の机に穴を開ける勇気がある方はグロメット式も検討
ぜひ自分の机のスペースを有効活用して作業効率を上げていきましょう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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