ポール式とガススプリング式、どちらのモニターアームがおすすめ?メリットとデメリットを徹底比較した結論

こんにちは、Yuzuです。

今回は、モニターアームの種類「ポール式」と「ガススプリング式」の違いについて解説します。

モニターアームとは、デスクに取り付けてモニターを自由に動かせるようにするアイテムです。モニターアームを使うと、デスクのスペースを有効活用できたり、モニターの位置や角度を調整できたり、作業効率や快適性を向上させることができます。

しかし、モニターアームにはいろいろな種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。特に、よく目にするのがポール式ガススプリング式ですが、見た目や機能が似ているため、違いが分かりにくいと感じるかもしれません。

そこで、この記事では、ポール式とガススプリング式のモニターアームのメリットとデメリットを徹底比較します。それぞれの特徴や適した用途、注意点などを詳しく解説していきますので、モニターアームを選ぶ際の参考にしてください。

目次

ポール式モニターアームとは?

ポール式モニターアームとは、デスクに垂直に立てたポールに、モニターを固定するアームを取り付けるタイプのモニターアームです。ポールの高さやアームの位置は、ネジで固定することで調整できます。

ポール式モニターアームの例↓

ポール式モニターアームのメリット

ポール式モニターアームのメリットは、以下の通りです。

  • 安定性が高い:ポールがしっかりとデスクに固定されているため、モニターがぐらついたり落ちたりする心配がありません。重量のあるモニターや、複数のモニターを取り付ける場合にも安心です。
  • 高さ調整が自由:ポールの高さは、デスクから最大で約80cmまで伸ばすことができます。自分の目線や姿勢に合わせて、モニターの高さを自由に調整できます。また、ポールには複数のアームを取り付けることもできるため、マルチモニターの場合にも便利です。
  • 価格が安い:ポール式モニターアームは、構造がシンプルで、可動部分が少ないため、他のタイプのモニターアームに比べて価格が安い傾向にあります。予算が限られている方にもおすすめです。

ポール式モニターアームのデメリット

ポール式モニターアームのデメリットは、以下の通りです。

  • 位置調整が面倒:ポール式モニターアームは、モニターの位置を変えるためには、ポールやアームのネジを緩めて固定する必要があります。そのため、頻繁に位置を変えたい場合には、手間がかかります。また、ネジを締めすぎるとポールやアームが傷ついたり、締め付けが弱いとモニターが下がってしまったりする可能性もあります。
  • 可動範囲が狭い:ポール式モニターアームは、モニターを上下に動かすことはできますが、左右や前後に動かすことはできません。また、モニターの角度や向きを変えることもできません。そのため、モニターの位置や姿勢によっては、見づらかったり、反射や眩しさが気になったりする場合があります。

ガススプリング式モニターアームとは?

ガススプリング式モニターアームとは、デスクに取り付けたアームに、モニターを固定するタイプのモニターアームです。アームには、ガスの圧力によってモニターの重さを支えるガススプリングが内蔵されています。ガススプリング式モニターアームは、手で軽く押したり引いたりするだけで、モニターの位置や角度を自在に調整できます。

ガススプリング式モニターアームの例↓

ガススプリング式モニターアームのメリット

ガススプリング式モニターアームのメリットは、以下の通りです。

  • 位置調整が簡単:ガススプリング式モニターアームは、手で軽く押したり引いたりするだけで、モニターの位置や角度を自在に調整できます。モニターの高さや距離、向きなどを自分の好みや姿勢に合わせて変えられるので、作業効率や快適性を向上させることができます。
  • 可動範囲が広い:ガススプリング式モニターアームは、モニターを上下に約40cm、左右に約80cm、前後に約60cm動かすことができます。また、モニターの角度は上下に約85度、左右に約180度、回転は360度可能です。そのため、モニターの位置や姿勢によっては、見づらかったり、反射や眩しさが気になったりする場合でも、簡単に調整できます。

ガススプリング式モニターアームのデメリット

  • 価格が高い:ガススプリング式モニターアームは、構造が複雑で、可動部分が多いため、他のタイプのモニターアームに比べて価格が高い傾向にあります。予算が限られている方には、負担になるかもしれません。とはいえ、最近は価格の低いものも増えてきました。
  • ガス圧の調整が必要:ガススプリング式モニターアームは、モニターの重さに合わせて、ガス圧の調整が必要です。調整ネジを回して、モニターが上下に動かないようにする必要があります。この作業は、最初に一度やればあとは問題ありませんが、モニターを変えたり、複数のモニターを取り付けたりする場合には、再度調整する必要があります。また、調整ネジが硬かったり、分かりにくかったりする場合もあります。

結局どっちのモニターアームがいいの?

私なりの結論は以下の通りです。

  • 奥行きの短いデスクはポール式、長いデスクはガススプリング式
  • 窓がなく自然光が入らないデスクはポール式、自然光が入るデスクはガススプリング式
Yuzu

以下でしっかりと解説していきます!

奥行きの短いデスクはポール式、長いデスクはガススプリング式が良い理由は?

奥行きが狭いデスクにポール式がいい理由は、占有する面積がガススプリング式よりも少ないからです。

ガススプリング式は、その構造上、本体が大きくなりがちです。

さらに、前後左右に動かすことを前提に作られていますが、奥行きの狭いデスクだと動かせる範囲が非常に狭くなり、せっかくのメリットが活かせません。

仮にモニターアームを手前に伸ばしても、目とモニターの距離が近いと目が疲れやすくなります。キーボードやマウスのデバイス類も、動かすスペースや腕の置き場所が確保できず、操作しにくくなることが予想されます。

これがポール式モニターアームであれば、動かすことに向いていない反面、壁にモニターを限りなく近づけることができるので、作業スペースをしっかりと確保できます。

このような理由から、奥行きの狭いデスクではポール式モニターアームを使う方がデスク上がスッキリし、作業効率が上がります。

Yuzu

(予算も削減できます。)

反対に奥行きの広いデスクでは、ガススプリング式がおすすめです。

ポール式モニターアームでは、モニターを動かす範囲が前後方向及びモニター本体の回転に制限されます。

モニターの上下もできないわけではありませんが、六角レンチ等のツールが必要になるため、非常に面倒です。

ガススプリング式であれば、縦横斜め前後に自由自在にモニターを動かせるため、広いデスクのメリットをフルに享受できます。

お使いのデスクに合わせて、どのようなモニターアームを選ぶか、考えてみると良いでしょう!

自然光の入りに合わせて選ぶと良いのはなぜ?

自然光が入るデスク、すなわち窓がある部屋にモニターアームを設置する場合は注意が必要です。

なぜなら、時間帯により自然光の差し込む方向が変わり、同じ位置でもモニターに太陽の光が反射することで、モニターの視認性が落ちるからです。

窓の近くにモニターアームを設置する場合は、ガススプリング式がいいでしょう。

時間帯に合わせて、簡単に自分が見やすい位置にモニター を設置することができます。

窓にカーテンやブラインドがついており、常に遮光されている場合や、部屋に窓がないor窓からデスクが遠い場合などはポール式モニターアームを選んで、経費を節約しましょう。

先ほど述べた、デスクの奥行きと合わせて考えてみるのが良いでしょう。

まとめ

今回は、モニターアームの中でも主要な2種類のタイプについて、比較しました。

要するにデスクの広さと光の差し込み加減で合うタイプを選ぶと良いよ!っていうことです!

個人的な見解も含まれるので、「こっちの方がいいよ!」「これは違うと思う!」という意見がありましたら、ぜひご感想をお寄せください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

モニターアームは

  • ミニPC
  • モニターライト
  • 電動昇降デスク

と一緒に使用することで、デスクスペースを最大限に活用できます!

さらにデスク周りがすっきりすることで、見た目も整いますよ♪

Yuzu

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この記事を書いた人

デスクのカスタマイズを推し進めてます。
家の造作デスクへ素人ながら穴を空け、グロメット式モニターアームを設置して無理やりテレワーク環境を構築。
そこから小さいデスクの可能性を追求するように。
Apple製品・Logicool製品大好き。

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